MINISTRY OF SOUND

 
 
 
 
 
続いて90年代LONDONの MINISTRY OF SOUND です。
 
”サウンド文部省”と名乗るだけあり、音響留学生の受け入れもスム~ズ♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下は メインフロアのスタック。 アメリカの音響チーム RLA の作によるオールホーン・システム。
サブベースはバーサです。  世界中でバーサ♪の頃の時代。 
 
 
オール・ホーンにこだわってシステムを構成しようとすると、理屈上、どうしてもこういう形になってしまうのです。
 
現在、一見この延長上にあるシステムもありますが、
しかし本当の”オール・ホーン”は広大な開口面積とホーン長を必要とします。90年代はこんなことが出来た時代でした。
 
 
 
 
 
 
 
次回もLONDON。
 
 
ところで
FUTURE , MOBILE,   POWER  各series の調整もすすんできました。  近くご報告します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

LOWER EAST SIDE

 
 
 
 
世界のおんがく、おもいで探訪、~ニューヨーク続編~。
 
 
 
ここはマンハッタンのLOWER EAST。96年。 大事な友人のアパートに転がり込んでスピーカー・メンテナンスの勉強。
 
 
 調子こいて、床屋であたまをギンギンに剃りあげて街を闊歩する向こう見ずなわたし。
 
アパートは、LOWER EAST 、AVENUE A  と AVENUE B の近く。 この辺は、時折り、やくざな問題も発生、の実にリアルな風情。
床屋のお薦めのスタイルは決まって全剃り上げ。
 
 
 
 
 
このころ、レゲエのサウンドクラッシュもよく見ました。
BROOKLYN のBILTIMORE BALL ROOM では、場内で銃を水平に乱射、の騒ぎも発生。 
弾の飛ぶ下を這って逃げて、 スピーカーの裏側に隠れて難を逃れたこともあります。
 
 
 
 
 
 
TWILO にて 日本出身のDJ の 富家さん。 この富家さんと、当時N.Y. に住んでいたKENZOさんのふたりが、わたしをTWILOで学ぶよう紹介してくれました。
ここのDJ BOOTHは2階(3階?)にあり、巨大なダンスプロアーを遠~くから遠隔操作する感じ。
近未来のダンス用爆音製造工場のコントロール・ルーム、という感じです。
 
 
 
 
 
 
 
下はSOUND FACTORY BAR 。 ここはバーサとJBLのARRAY series の組み合わせ。DJ はHEX HECTOR。
ここも音良し。 お客さんはほとんど音を聴きにきてます。 目的は”音”。
 
 
 
 
 
 
 DAVID MORALES。 世界中で人気のDJです。  完全に生意気盛り(ナマイキざかり)のわたし。 
 
 
 
 
 
 
   次回はLONDON。
 
 
 
 
 
 

TWILO

 
 
 
   95年のニューヨークです。
  TWILOは当時、音がいいと評判のCLUB でした。
 
  この後、96年の春 にかけて大型クラブの音響インストールを勉強させてもらうことになりました。
 
 
 
 
ツイーターは吊り下げ式。  
 
 
大型サブベース、バーサの内部。
 
 
このきのこみたいな内部にメインのスピーカーが仕込まれている。 
当時NEW YORKで大変お世話になった、80年代末の東京のクラブブーム仕掛け人のひとり、”DJゴングショー”の吉岡さん。 
 
 
 
 
音響エンジニアのSTEVE。 メンテナンスは毎週水曜日。 毎回、辞書を片手に、一言も聞き漏らさない構えのわたし。 
 
 
 興味深い知恵が沢山!。
 
 例えば、下の写真をご覧ください。
 
この大箱で、スピーカーケーブルはアンプルームから何十メートルも延ばされるのですが、
こんなに細~いものを使っています。
 
これば実は某メーカーのあるタイプのスピーカーケーブルです。
 
よく、”スピーカーケーブルは短いほうがいい”などといわれ、
アンプをスピーカーのそばへ置いて、ラインケーブルを長~く延ばしている設置を見かけます。
 
 これは、必ずしも、正解ではないかもしれません。
 
 
 
 
 
インピーダンスの関係で、 
実際はスピーカーケーブルを延ばすより、ラインケーブルを延ばしたほうが音質が劣化するのではないか
という考え方もあるのです。
 
このSTEVE をはじめ、日本のOKADAさんなどわたしの知る何人かはこの説をとなえています。
 
 
近く、そんな同様のジャマイカ人エンジニアのスタイルも紹介します。
 
 
実際、この箱、
とにかくぶりぶりでした。
 
かつ、フルレンジから高域のクリアーなこと! 
 
バーサによる低域は”ハードコア!”という単語がふさわしいかと思われます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

DRUM’n’BASS

 
 
 
 では、90年代のいろんな実験を振り返ってみたいと思います。
 
まずは、
YELLOW(西麻布) にて、1995年ころのわたしのサウンドシステムです。
 
 
 
 
スピーカーというのは距離と音程により隣の音と打ち消しあってしまうこともあるので
たくさん並べればいいというものではありません。・・・。
 
したがって、ふつうは放射状に配置するのですが
パラボラ型に内向きに並べたら低音はどうなる?? ということでこの日はトラックにみんな積んできました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 つづきはまた♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

YAMI と  BARRINGTON

 
 
 むかしの海外のクラブやサウンドシステムの写真やアナログのレコードをデジタルデータ化の作業をはじめています。
おもしろい写真がありますのでまた徐々に紹介します。
 
 
 
 
YAMI。傍らには BARRINGTON LEVI もいて、この子に直伝で  ”シュルリダルリ~WOW~” を教え込んで、かけあって歌っていました。 おもしろい話でしょ?!。
 NISSAN の中古車を買ってちょっとそこらまで・・ 片道1,000kmのドライブ~♪
 
 
 
 JAMAICA の歌手のYAMI BOLO です。 近くではオーラというか独特の雰囲気に圧倒されます。 お釈迦さまみたいなかんじ(?)。 
これより何年も前にKINGSTONの自宅でもお世話になったことがあります。
 
この写真は2003年6月22日とあります。 となりの子はわたしの長男で当時4歳。 場所は北カリフォルニア。
アメリカにいたころです。
 
 
 
 L.A. では年中ジャマイカのアーティストが来ていて本当にたくさんのLIVEをみました。
西海岸ではどちらかというとSOUNDによるDANCE よりBAND のLIVE が主流でした。  アメリカはちょうどラインアレーへの移行期でした。
 
 
  乾いた空気に野外で爆音の絶品LIVE。 西海岸のアメリカ人は音楽大好きでした♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

洗脳?

 
 
 
 
 
じつは、わたしは年明け早々に熱を出しましたが
その直前まで読んでいたのがこれ、
 
”正しく知る地球温暖化” 赤祖父俊一
 
 
いまさら、”温暖化の原因がCO2” というのはウソでした、といわれても・・・
だれが何のために? とか考え始めたら頭いたくなっちゃったんですよね!
 
 
以前から諸説あるようで、どちらが正しいとか、わたしは科学的なことは詳しくはわかりませんが、
 
 
少なくとも、
わたしたちが強力に ”ある常識” をいつのまにか信じこんでしまっているのは事実かもしれない。です。
 
単純かつ思い込みの激しいわたしが言うのもなんですが・・・。
 
 
 
 
この場合、わたしが思いますには、
 
この洗脳(?)に感染したかもしれない(?)感覚を醒まして、冷静によ~くあたりを見回してみる、
 
というのが、
コンシャスな音楽を聴くわれわれの採るべき態度。かな、と。
 
 
単純かつ思い込みの激しいわたしは
 
 
この件以外にも
だいぶ、いろんなコントロールされちゃってるのかもしれない、”
 
なんて思っちゃうんですよネ。 混沌とした中、近頃とくにかんじます。
 
 
とくに言うまでもないことではありますがあらためて。(!)
 
 
 
 
 
 
 
 

ROOTS style

 
 
 
 
 
年明けの横浜からROOTS スタイルのサウンドシステムのたいへん興味深い写真が届きました。
 
日本国内のサウンド・カルチャーの厚みというか、深化を感じる光景ですネ!
 
 
 
 
photo by KENNY PROGRESS   JAN. 2010
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 上の写真は PRESSURE HIGH、 JAH LIGHT 、の各システム。 UK のマナーを正しく踏襲。 極めてCOOL。
 
下は同じく横浜から、NANBU HI-FI の製作風景。 とのことです。
 
 
それぞれ、いろんなスタイルで着々と mission 進行中!、 というわけですネ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

AOYAMA HACHI 年末のようす

 
 
東京・青山CLUB HACHI より 年末のようすの写真が届きました♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
DJ はおなじみKENSEI くん、 JUZU A.K.A MOOCHY 。ジャンルの壁を果敢に越えていくタイプのふたりですネ♪ 
 
いろんな場所でのKAWAMOTO AUDIOにて90年代からプレイしてくれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

いわき ALIOS

 
 
 音が良いと評判のホール、 ”いわき アリオス” へいってきましたヨ♪
 
 
 
 
 
音がどう良いかというと・・・
 
ここは建物に150億円をかけているのですが、
ふつう、
こういう公共事業は怪しいところへお金が消えてゆきます。
そして、”お金はかかっていてもテキトーなハコ”が出来上がります。
 
しかし、ここはどういうわけか、良い方向へいきました。
設計段階から音響、照明、舞台装置のトップクラスの人間が全国から集められ、
構造や材質、設備の見積もりの細部まで徹底チェック!
 
つまり、
”仕分け”により、修理用のはんだの一本まで
キビシ~いチェックが入りました。
 
そして、出来たハコにその各エキスパートがスタッフとして常駐するという
責任一貫体制で天下無敵なホールになってしまったとのことです。
 
自民党政権時代終了直前の
まさに最初で最後のまれな場所ですネ♪
 
 
 
 
 
壁と構造にこだわり有。 マイクを使わず声が通る。 低音が減衰せずに飛んでくる!!
 
 
 
 
 
いちばん音が良い席(!)  チケット買って当たる確率は・・・。
 
 
 
いちばんの席でしばし CDを試聴。
150億円のゴージャスなリスニングルーム(!)。  低音の気圧が飛んでくる!!
 
 
アラブの石油王でも持ってない!  (<— by OKADAさん談。
 
 
 
 
 
 
案内していただいたのは おなじみ、”知恵袋” OKADAさん。
 
マスタリングスタジオにて。